シンプルな塗り替え工事プランが生まれた経緯などをご説明いたします。
多くの方に、その想いが届けば大変嬉しく思います。
そして、少し長い文ですが最後まで読んで頂ければ損はしない内容になっていると思います。塗り替え工事をこれから行う方への一助となれば嬉しく思います。

シンプルな2プラン制はなぜ生まれたのか?

私は塗装業界に20年以上います。一番最初に入社したのが日本ペイントで、その後家業である塗装工事会社に入り、現在は後を継いで2代目として日々精進しています。

私の日頃の業務内容は建物診断からお見積作成、カラープランのご提案、漏水工事や防水工事にシーリング工事と日々、沢山の塗装工事に携わり工事を見てきました。
そしてその中でも無駄なコスト(削減が出来そうな費用)が発生している事に常々考えさせられていました。

その最たるもののトップが無料見積です。
無料とは謳っているものの必ずその費用は見積書へ何かしらの方法で組み込まれています。現在は、塗り替え工事業界も熾烈な競争にさらされており、相見積は3社、4社が当たり前となり、成約率に至っては3割あれば優秀と言われてしまうのが現状です。
ということは7割分の無料見積が、成約して頂いたお客様の直接の負担分ともなるわけです。

これでは、全然無料ではなく、かなりの負担を実際にはご負担して頂いていることになります。仮に本当に0負担で無料にするには成約率を100%にしなければなりません。
しかし、そんな会社は多分1社も無いと思います。
更に、見積書を作成する手間などを考えると実質的なご負担が0%になることは限りなく不可能ということになります。

現地調査の重要性

見積書を作成する上で必ず塗装業者は現地調査をして建物の状態や、塗膜の状態などを入念に調べて、それらを参考にして見積書を作成します。
更に塗装面積を出すために図面や、実測などから数量を算出していきます。
そして、塗装に必要な塗料缶数を出します。

私もその例外になく、入念に調べ上げている一人です。

  • ひび割れが無いか
  • 欠損は無いか
  • 塗膜の剥離や膨れはないか
  • 汚染やカビ、藻などは無いか
  • チョーキング現象は発生してないか
  • 光沢の低下は起きてないか
  • シリコンシーリングは施工されてないか
  • ベランダ防水はどんな状態か
  • 家の寸法を実測して
  • 図面から数量を算出して

など調べ上げて、写真を撮って、報告書を作ってお客様に提出します。

毎回同じような報告書を作成している

そもそも10年程度で住宅の塗り替えは行われることが多いので、殆どの場合は何かしらの劣化現象が発生しています。

多い順番に上げると
1光沢低下
2チョーキング現象
3各種汚染
4カビ、藻などの発生
5ひび割れ
6鉄部の発錆
以上のような順番になることが多いです。

違いは?

上記で上げた1~4は特に補修作業などは殆どの場合で必要ではありません。
高圧洗浄時に一緒に洗えば解決出来ることです。高圧洗浄はどんな建物であれ、必ず、絶対に行う工程になります。
なので、高圧洗浄の費用の中で解決できてしまいます。

4以降は何かしらの下地補修が必要になる現象になります。
そして、ここでよく言われるのが『下地補修が肝心要』、『ちゃんとやらないと後で不具合の原因になる』になるなどのうたい文句となります。

では実際にどのくらい重要なのか?

まず、初めにこれだけは断言しておきます。
下地補修はかなり重要です。とてつもなく重要です。
家で例えるなら基礎工事をしないで、その上に家を建てるような物です。
ほぼほぼ、意味がありません。
そのくらい下地補修というのは重要になります。

でも、掛かる手間はたかが知れている

こんなことを書いては、同業他社からものすごい批判が来るかもしれませんが真実を書きます。

まず、下地補修にどれだけ手間と材料代がかかっているかです。
・ひび割れを直し
・欠損部を直し(無い場合が多い)
・塗膜剥離部をケレンや補修し (無い場合が多い)
・シリコンシーリング部に専用プライマーを塗布して
・鉄部の錆をケレンして
一体、どの位人件費が掛かり、材料代がかかるのか?

その多くの場合、殆どが1~2人工も掛からない!(大体0.5人工くらい)
材料代だって5千円~1万円もあれば十分な場合が多いということです。

私も今まで数多くの現場を見てきましたが下地補修に2日も3日も掛かる現場など
余程特殊な状況でもない限り住宅の下地補修に関しては今まで1度もありません。

特殊なケースとは建物全体で塗膜のケレンや剥離が必要だったり、サッシの入れ替えなどで吹き戻し(パターン吹き)が必要だったりするケースになります。

大体同じなら見る必要はない。掛かる費用も大差なし!

そもそも下地補修がとても重要だから現地調査をして、写真を撮り、報告書を作成しています。

しかし、塗り替えを必要とする建物は劣化をしていることが当たり前で有り、その殆どが同じような状態の物が多く、掛かる費用は大体同じになります。だったら余計な費用となる現地調査は不要なのではと考えました。

一律制にして、簡素化してしまった方が結果的にはお客様の為、如いては我々施工業者の為になり、WIN WINの関係になると考えました。

下地補修よりも大きな問題『塗布量』

下地補修が物凄く重要だということは、これまでに述べましたが、それと同じくらい重要なのが塗布量の管理になります。

塗布量とは塗料メーカーが1㎡辺り何kg塗りつけなさいということが、各塗料メーカーが標準塗装仕様書として出しています。

この標準塗装仕様書は塗装する上での説明書のような物で、仕様書通りに施工することで塗料本来の性能や機能を発揮することが出来ます。

その標準塗装仕様書ですが必ず1㎡辺りに対して何kgと記載されているため、施工する建物の塗装面積が分からないと、正しい塗布量管理が出来ないということになります。

実測及び図面からの算出

塗装面積は一般的には図面がある場合は図面から開口部(窓などの塗装しない面積)を引いて、塗装する部分の面積を部位ごとに算出していきます。

図面が無い場合は現地にて実測を行い、その後図面の場合と同様に 塗装する部分の面積を部位ごとに算出していきます。

一律に出来ない塗装面積の問題

塗装する面積は建物によって全て違います。
そして、建坪が同じでも全く同じだったという建物にも今まで出会ったことはありません。

なので、現調や図面を見ずに一律制にするのは今まで不可能だと考えていました。
いや、むしろ○○坪○○万円などという広告やHPの売り込みにはとても批判的です。
(今でも手抜き工事や施工不良の温床となっていると考えています。なので、そういった記載をしている会社には要注意が必要です。例外なく大手でもです。)

解決策を考える

せっかく、下地補修の問題を解決出来ても、この塗布量の問題を解決しないことには、ちゃんとした施工は不可能になります。

そこで、これまでにお付き合いさせて頂いている元請会社様から、参考になりそうな資料を頂いたことがあったことを思い出します。

それは○○坪の場合○○㎡~○○㎡位になるというデータでした。
出所は申し上げれないのですが、大手会社が大量のデータから算出して表に落とし込んだものでした。

還元していくことで好循環になる

もし、現地調査に伺いその後の建物診断書作成、見積書作成を無くせたら、その分の費用で、有る範囲分までの費用は相殺できるのではないかと考えました。
手間を省けるのだから、その分、他で掛かる費用を負担するという考えです。

そして上記のデータとの組み合わせることによって、ちゃんとした施工管理とWEB上で完結できるシンプルなプランを合わせることで、今までにない全く新しい塗り替え工事の提案が出来るのではないかと思いました。
そして、それを実現するべく、コツコツと当ウェブサイトを作ることとなります。

費用は掛けない

このサイトを作るにあたり、実は費用は殆ど掛かっていません。
もともと、パソコンやインターネットが好きだったこともあり、家業の方のウェブサイトは私自身が作りました。
最初は上手くいきませんでしたが、何度も作り直しているうちに、それなりのものが作れるようになりました。

なので、WEBサイトの作成費はほぼ0円です。
仕事終わりに、帰宅後、休日の暇な時を見計らい、コツコツ作りました。
今はネットが繋がればどこでも作業が出来る環境というのもこのサイト作りにはとても大きかったです。
そして何よりも大きかったのが各種WEBサービスによる簡素化が出来たことです。
色々なサービスや機能を組み合わせることで、今まで素人でも難しかった、サービスをWEB上で提供出来るようになりました。

プロに頼めば何十万円、何百万円と今までは掛かっていたものが、少しの学習で簡単に作ることが出来るようになり、日々、技術の進歩に感謝しています。

逆に、もしこのサイトを1からプロに依頼していたら、このシンプルな塗り替え工事の提案は出来ていなかったとも思います。

とことんWEBサービスにこだわる

ラビペンで掛かる実質的な人件費は工事着工前のご近隣様への工事着工前ご挨拶廻りになります。

これだけはどんなWEBサービスを使うよりも、今は弊社の人間が行った方が効率的かつ、安心です。
また、お時間が合えば施主様へのご挨拶も出来ますのでこれだけは弊社の社員にてやらせて頂きます。

その他に付きましてはWEB上で全て完結できるようにこだわりました。

まだまだ発展途上

実はまだまだ、使いにくい箇所が多いのが現実です。
今後も、色々と改良していきますので、ご意見、ご感想などが御座いましたら、是非ご意見を伺えればと思います。